モーニング・ツーのフィンランド・サガが凄く良かった

モーニング・ツーってさ高いよね。確か420円ぐらいはしたはずだって検索したら390円だった。
ん?
モーニングに比べると高いのは高い。モーニングは320円。これも調べた。

なんで私が高いと感じるのだろう?
モーニングより70円高ければモーニング+70円=モーニング・ツーでなければならんだろうけど
そうは感じないからか。面白さも。量も。

こういった感想なんて主観だから厭々モーニングツーはモーニングより70円どころか700円高くていいよ1,020円の価値あるよって人もいるかも。いやいない。

あーモーニング・ツーの値段のこまけー批判をするつもりはなかったこんな70円、70円言いたくなかった。もっと面白くなってください。

で、タイトルの「フィンランド・サガ」。
え?アフタヌーンの「ヴィンランド・サガ」こっちに移ったの?とおもった。ベタベタな思惑通りで思惑通りに書きました。

モーニング・ツーの表紙に前代未聞新ジャンルサウナコミックとある。一挙3話掲載である。

第一話ではたまたま同じサウナにいた客同士の関わり。サウナチャンピオンという逸脱はあるものの日常だ。
「誰もが何かに耐えている」人生を悟ったマスターのようでもある。「悪魔サウナか天使サウナになるまで・・・」

第二話ではヒーロー戦隊オーディションにサウナともども応募し持論を展開する。かたくななチャンピオン。ヒーロー戦隊なのに「海賊王に俺はなる」と叫ぶ。サウナチャンピオンは海賊王になりたいんだね。そうなんだね。

が三話がとてもいい。かたくなに思えたサウナチャンピオンが行政の窓口で恐らく保健師と一緒に子育てに戸惑いを感じてる女性の相談に乗るのだ。が、相談の場面で女性を怒らせてしまう。あろうことか「自民党員ですか!!」と罵倒される。サウナチャンピオンは「100パーセント私が悪かった」と謝罪するのだ。あの第二話ではかたくなだった誇り高いチャンピオンが。これにはぐっときた。謝るだけにとどまらず子育ての苦しみから母親を安らがらせる。その方法とは・・・?

あとファンタジウムは社会派マンガだよね。このマンガ読んで泣くこと多いけど今週も手で影を作るとことか泣いた。このマンガがすごいとかで賞をとらんのはおかしい。現実に近すぎてリアルに人間を描きすぎててマンガってもっと日常から羽生やして飛んでいくことが出来る作品じゃなきゃならんってことなのかな。日々のつらいことからの逃げ場として。

でも全体的にモーニング・ツー頑張ってほしいとか思います「変ゼミ」「The DRIFTERS」は誰が読みたいのでしょうか。分かりません。少なくとも私は嫌です。朝日新聞の読者の声とかのほうがわくわくします。