老人置き去り32人死亡 ハリケーンで職員避難

超大型ハリケーン「カトリーナ」で壊滅的な被害を受けた米ルイジアナ州ニューオーリンズ近郊の老人ホームで、避難できずに置き去りにされた老人32人が死亡していたことが7日、分かった。ニューヨーク・タイムズ紙などが伝えた。AP通信が伝えた州議員の話では、施設職員はハリケーン到来による避難指示を受け、老人らをベッドに残したまま避難したという。

 同市の排水作業が本格化するにつれ、老人や障害者、入院患者ら犠牲者が弱者に集中している状況がさらに明らかになる可能性が高い。(中国新聞 )

どのような状況だったのでしょうか。