今日はSLニセコ号の最終日でした。

JR北海道さんリスペクト。SLニセコ号に乗りました。


お子様が汽車とかSLが好きなので(もう少し小さい時のほうが好きだったかな)常々、SLの乗せたいなあ〜と考えていました。大沼〜函館の辺りに夏、走っているのは知っていてなんとか行こうかと思ったが家からだと遠いので断念しました。

ふと何気なく検索してると札幌からもSLが走っているではないですか。
SLニセコ号 http://www.jrhokkaido.co.jp/travel/slniseko/index.html

これ読んだら片道大人、2,590円なのね。往復だと5,000円ちょっと。高いかな。
お得なきっぷもありますと書いてありますが、温泉とパックで5,900円。これでもいかな・・・。
とさらに下を読むと「往復3,600円フリーきっぷ」とある。これと片道2,590円の差が分からない。でもこれなら安いでしょう。これにしましょう。


と気がつけば11月3日がSLニセコ号の今年最終日です。予約しよう。
妻が明日寒いから・・、席が離れてるから・・・、窓側じゃないと・・・。と乗り気じゃない。
ちょっとモメる。でもまー今年もう乗れないんだし子供たちのためだしで押し切ってしまいました。

ニセコ号は8時30分発で1時間前には札幌駅に着き切符を受け取りました。

だがしかし!

子供がトイレに行きたいと言いだすし連れていったがこれが長い。もうそこそこで終わらせ時計は8時17分。急いで乗車!!

小さい子供が乗って泣いたら他のお客さんに迷惑かな?と思っていたのですが、心配ありませんでした。
車両の中はあちこちで宴会していました。ワイン、ビール、日本酒一升瓶、つまみの山々。子供の騒ぐ声など大人の叫び声の前には小さなものです。ほんとすごかった。


私達家族の席は廊下側2席で子供を抱っこするはずだったんですけど、ご夫婦が窓側2席を譲ってくださいました。とても助かりました。JRの職員さんらしくプライベートでの旅行だそうです。本当にありがとうございました。

小樽で44分停まりました。時間があるので小樽駅からでてつまみ探し。席を譲ってくださいました方とおつまみ分けました。

カフェ車両に行くと記念品も売っています。

SL型の駅弁です。完売してしまうかもと言われ早めのお昼にしましたよ。
おかずはいろんなの入ってましてもちろん美味しい!880円。

お昼を食べ、ビール、ワインを飲み眠くなってきましたがこれからのことを考えなければ。
倶知安から蘭越までフリー区間で自由に何度でも乗り降りできます。今は12時ごろ。帰りのSLは
15時30分倶知安発。どこで時間つぶそう?

しかし!昆布駅の幽泉閣という温泉に入ろうと思ったが倶知安までの普通列車の接続がない。大体2時間に一本しか列車が来ない。

倶知安駅近くのアウトドアカフェで過ごしました。おしゃれです。

また帰りのSLです。倶知安駅で女性の和太鼓演奏。迫力に感動です。涙。

売店の人やガイドのお姉さんとも仲良くなりました。なんだか名残惜しい。

帰りでも小樽駅に停車します。カフェ車両ではSL部品抽選販売会をやっていました。

丸一日SLに乗ってのんびり過ごす感じかなって思ってましたけど楽しくて1日があっという間でした。

席を譲ってくださいましたJR職員のご夫婦、子供が望遠カメラにぶつかっても怒るわけでもなく子供をきずかってくださったカフェ車両の方、SLニセコ号と並走し車からシャッターを切るファンのかた、沿線で三脚を構え手を振ってくれるファンの方々、車内でイベントを盛り上げてくださった車掌さん、素敵なアナウンスと私たち家族と写真をとってくれたガイドさん、SLの運転席を見学させてくれた機関士さん、食堂の売り子さん2人、蘭越米をくださった蘭越町の方々、蘭越町長、終点蘭越で演奏にて出迎えてくれた蘭越吹奏楽部さん、余市町で途中品切れして発車まであと僅かなとき疾走してアップルパイをとってきてくださった方、幽泉閣で私等のスケジュールが甘くてご迷惑をかけた温泉の方、昆布駅で話しかけてくれ子供が列車に乗るとき抱っこしてくれた女性の方、倶知安駅の観光案内の方、生協のベンチ近くで話しかけてくれたお年を召した方、アウトドアカフェの方、ご家族が国鉄職員で自称鉄ちゃん、SLの自作モデルを子供に見せてくれた60代の男性の方もろもろのJR北海道の皆様、経験したことのない素敵な一日をありがとう。

あなた達との出会いがなければなしえ無い奇跡のニセコ号最終日でした。








鉄職員で自称鉄ちゃん、札幌駅改札出口で私の興奮状態に付き合ってくださった駅員さんSLの自作モデルを子供に見せてきもろもろのJR北海道の皆様、経験したことのない素敵な一日をありがとう。

あなた達との出会いがなければなしえ無い奇跡のニセコ号最終日でした。