これは酷い。金色のガッシュ!! 雷句誠の原稿料 

先週から掲示板上で、『金色のガッシュ!!』の雷句誠さんがもう週間少年サンデーでは書きません
といったコメントを自身のブログで書き込んだことに対し様々な憶測を呼び騒然となった。

私も『金色のガッシュ!!』が大好きだった(連載は終わってます)のだが少年サンデーには何があるんだろ?

その後雷句さんが小学館を訴える!!理由はカラー原稿の紛失。

そりゃ漫画家さんが魂こめて書いた原稿なくしたらだめだろう。管理が悪いないやそんな単純じゃないらしい。漫画家の原稿は闇で売られていくのだそうだ。以前村上春樹が原稿を裏で売っていた出版関係者訴えてたっけ。

で漫画家 松永豊和さんが語る雷句さん原稿料について。

雷句誠氏の陳述書を読んだ! 投稿者:松永豊和 投稿日:2008年 6月 7日(土)09時36分26秒   返信・引用


陳述書を読みながら、しだいにワナワナと怒りで全身が震えだし、血が沸騰した。まず雷句誠氏ほどの才能あふれる漫画家に対して原稿料が安すぎる!「契約当初の原告の原稿料は、白黒原稿が1ページ1万円(後に小学館漫画賞受賞により1万3000円にアップした)、カラー原稿が1ページ1万4000円(その後1万7000円にアップした)であった(いずれも口約束)。」

完全にナメられているではないか!雷句氏の原稿料が僕より安いなんて有り得ない。『邪宗まんが道』の中では明記しなかったが、IKKI時代の僕の白黒原稿の稿料は3万円だった。たぶん雷句氏のように搾取されている漫画家が大勢いるだろうと思って、その金額を明記しなかったのだ。ショックを受けると思って!僕のようにガメツク原稿料交渉をする、キレ体質の者には高く設定して、雷句氏のように、大人しくそれに甘んじるような人格者は、安く買いたたく。理不尽そのものだ!


そして、雷句氏の三代目担当編集者・袖崎友和!コヤツこそが『邪宗まんが道』第23章に登場する「友綱」である!たしかに奴らは(雷句氏の言うように編集者全員ではないが)我々漫画家に対して、ガンを付けてくる!さらに、『金色のガッシュ!!』単行本の奥付に記載されている、「単行本編集責任・赤岡進」というのが、『邪宗まんが道』に登場する。赤沼(蟹魔人)編集長である

漫画連載ってスマートな世界だと思ったら
口約束で原稿料決まるのですね。
少年サンデーだけでしょうか。

悲しいかな『金色のガッシュ!!』最後のクリア編も
編集に指示されてたのでしょう。なんだか調子が違ったし。
雷句さんへ様々な雑誌からオファーが来ているとの事。

どうか協力してともに作品を高めてくれる編集者と出会ってください。
きっと漫画業界に不信を抱かれたことでしょう。
でも雷句さんの読者はどの雑誌に載っていようがついて行くと思います
また気持ちに整理がついて書きたくなったら
新しい作品を読ませてください。
楽しみにしています。

来週から『少年サンデー』買わない。立ち読みですまそう。