バリのバビグリン(豚の丸焼き)

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 先週妻とバリ島旅行に出かけました。
 全ての日常が本だとすると本棚にたまった様々な種類の本を細々整理するよりもダンボール箱にぼんぼん投げ込み部屋の片隅に置いちゃうことがたまーに必要なんです。
 
 バリについた翌朝ホテルからの送迎でウブド(UBUD)に行く。ウブド王宮のすぐ横に豚の絵が描かれた店、ここで豚の丸焼きが食べられるだね。
 私は豚の丸焼きがバリ島の有名な料理なんてつゆしらず妻が事前に調べたのでした。妻の豚に対する執着は凄まじく足の血流が滞るエコノミークラスのフライト8時間の極限な疲労の後でも現地Avaガイド氏に「バビグリン・・・イブオカ・・・・・・イブオバビグリンカ・・・」と連呼していましたとさ。そこに到着。良かったね妻よ。

 店の前は観光客、地元の人々でごったがえしておりました。
私たちが食べる豚ちゃんはこんがり焼けており切り切りされております。
早速昨夜のガイド氏から聞いたお勧め「SPECIAL」を注文。
すぐさまバビグリン到着。
飴色の豚皮に噛み付く。ん。固い。とても歯ごたえあります。
でも でもお腹が空いているはずの私なんだけどスプーンの動きが鈍い。
皿にのった何かが減っていかない。
何か、そうバビグリンにの中身はなんだかよく分からないものが入っててそれが私を不安にさせるのだ。
味もうーん。複雑。確実なのは美味しくはない。これ以上食べたくはないってことだ。
周囲を見渡すが東洋人系の人たちはやっぱり食が進んでいない。妻も諦め、結局私も1分ほどしか食べられません。
 現地ガイドと一緒に店内に入ってきた若くはないかなって女性2人組み4年ぶりのバビグリン、おーいしーって叫んでました。見習いたいです。