中国の潜水艦

han

中国海軍と見られる潜水艦が10日、沖縄県の宮古列島多良間島周辺の日本領海を潜航し、午前5時ごろに日本の領海(12カイリ=約22キロ・メートル)を侵犯した。
 
どんな潜水艦だったのでしょうか。
中国海軍では、原子力弾道ミサイル潜水艦、原子力攻撃型潜水艦、通常動力型潜水艦など、幅広い潜水艦を整備しつつある。建国当初、旧ソ連との関係から、かなりの技術が導入されていたが、共産主義路線の不一致から軍事協力関係が途絶し、独自路線となった。地勢的に、南シナ海、台湾海峡、日本海における戦略的プレゼンスの強化を目指している。原子力弾道ミサイル潜水艦保有5ヶ国の一角ではあるが、まだ開発段階のようで、実戦配備のレベルには達していないと伝えられる。先ごろ(2001.7)東シナ海からタカラマハン砂漠への発射実験に成功したとも伝えられる。
また、2006部隊配備を目指し、8隻の636型をロシアから導入する。
実際の艦名は明らかになっていないが、旧西側において、艦型の呼称(コードネーム)は、夏、漢、宗など、歴代中国の国名が付けられている。
潜水艦支援艦も数タイプ約10隻と充実しており、DSRV 2隻を搭載する、救難艦も配備されている。

で 今回の潜水艦


原子力攻撃型潜水艦 漢(ハン)型 (091型)
涙滴型の艦型で1軸推進。原子炉を搭載しているが、蒸気タービンで発電し、電動機で駆動する方式が採用されていると伝えられる。魚雷発射管からは、対艦ミサイルの運用も考慮されている。
4,500t(水中) 25kt(水中) 300 90.0 x 9.0 x 7.4 6/533mm 魚雷発射管 (SSM , 機雷) 原子炉1基1軸 75
SSN 漢(ハン)型 (403〜405) 5 5,500t(水中) 25kt(水中) 300 98.0 x 9.0 x 7.4 6/533mm 魚雷発射管 (SSM , 機雷) 原子炉1基1軸 75
◆ SSN 漢(ハン)型 5

参照 http://www42.tok2.com/home/fleet7/WSSt/WSSt114.html